Breathe Again 2005 in 韓電アートセンター 0923&0925
e0086672_1311730.jpg

念願のパク・ヒョシン君のライブに行って来ました。
場所はソウルの韓電アートセンター。
23日のチケットを予約していたのですが、あまりの感動で、
現地で最終公演のチケットも取り、結局2日間ライブを味わってきました!!
今回のライブのタイトルは、“Breathe Again”
今年の初夏に発売になったリメイクアルバムの【NEO CLASSICISM】の曲目はもちろんのこと、ヒョシン君がもっとも感化されリスペクトしている、
7月1日に他界した名ソウルシンガー【LUTHER VANDROSS】への熱いトリビュートが展開されるというから、もうこれは行かずにはいられない! 
と期待いっぱいでソウルへ旅立ったのでした。



e0086672_1403149.jpg
9月23日(金曜日)は、夜の8時からライブがスタート。
週末なので、スタートもやや遅め。22日が初日だったので2日目。
25日(日曜日)の最終公演は、6時半からスタート。
曜日によって、公演時間が違うのはソウルならではなのだろうか?
会場前は、ヒョシン君のライブを待ちこがれたアガシやナムジャが開始を待ち受けていた。会場位入り口には、【Breath Again】と書かれたヒョシン君の巨大ポスターがひらりと。むむむ、ちょっとマイケル入ってますか、って風情の写真(笑)。23日の座席は、S席でしたが2階席。25日は1階の最後部。といっても通常クラシックのコンサートなどをよく行うホールだけあって、非常に観やすい作り。2階席でも、ヒョシン君が手に届きそうな感じの距離。歌っているときの表情ですら、よくわかるという感じ。両日とも満席で、最終日には最後部に立ち見の人たちも。
1年ぶりのライブということで、地元でもかなり話題になっている様子。

◆Ⅰオープニング~1部◆
オープニングの音楽とともに、舞台上のスクリーンには、真っ赤なBreathe Againの文字とともに、赤い玉が飛び出すように動いている。その玉が段々と集まってきて、ヒョシン君人型へと変わっていく。そこで、彼の姿に。彼の背中には羽が生えて……という映像の演出から始まった。
その姿とともに、ヒョシン君が登場!! 
ドレッドヘアに、百想芸術大賞授賞式のときのインソン風のメガネを着用。
意外(笑)。でも、ドレッドはなかなか似合っておりました。
e0086672_1619726.jpg
■第1曲目は、【NEO CLASSICISM】の1曲目から“사랑 사랑 사랑(愛・愛・愛)”
■第2曲目は、第4集、【SOUL TREE】の2曲目
から“Hey U Come on”

ここまで一気に歌い込み、MC。ヒョシン君はお水を大量に飲みながらファンの声に答えていく。男性ファンが叫んでむせる場面あり。しゃべる声は、歌うときの野太い声と違って、柔らかめで、ソフトにしゃべるのが印象的。でも、これがしゃべるしゃべる。23歳とは思えない堂々としたMCには正直ちょっとびっくりした。年齢ではない! 場数を踏んでいる男だと実感しました(笑)。「雨が降りそうだけど、大丈夫? 今日は遅くなるけど大丈夫?」って声にもみんな大丈夫大丈夫と大声援。
初夏に出たリメイクアルバムの説明を中心にしたMC。23日のゲストは元気なアガシが多くて、舞台のヒョシン君に話しかけるパターンが多く展開。とても楽しい会場。

■第3曲目は、【NEO CLASSICISM】の8曲目から
“넌 언제나(あなたはいつも)”
■第4曲目は、第4集【SOUL TREE】の1曲目から
“나처럼(僕のように)”

ややアップテンポだったオープニングの2曲と異なって、しっとりと歌い上げる2曲を展開。ヒョシン君の特徴の胸につく伸びやかな低音が最大級に生かされている2曲。CDよりもアレンジがメロウで泣けます。

そして、ここでまたMC。
話題は意外にも、大ヒットドラマの『私の名前は、キム・サムスン』!! 
ヒョシン君も超ハマって観ていた様子。「みんなも観てた?」という質問に、いっせいに「デー!」。さすが高視聴率番組! で、サムスンのとっても切ない13話のシーンの話に。ヒョンビン演じるヒョン・ジンホンがキム・ソナ演じるキム・サムスンに気持ちが行ってしまい、彼女役のチョン・リョウォン 演じるユ・ヒジンに別れを告げるシーンが話題に。「愛し始める頃は、キラキラとして輝いて、それは永遠に見えるけれど、時間が経つと次第に退屈になってすべては同じ事になるのよ、私たちのように。それでもサムスンのところに行くの?」というヒジンに、ジンホンは「人は、死ぬとわかっていながら生きているだろ……」と悲しく言い放つ。なんとも切なく、愛の無情さや生きていく不条理さを描いているそんなシーンをヒョシン君は話題として抜粋。これをヒョシン君はマネしながら言いつつ、愛とは切ないものなんだよね~という感じのMCが続く。サムスンを引き合いに出しながらも、切ない曲へ関連づけて、曲へつないでいく。こういった展開もなかなか上手!

■第5曲目は、【NEO CLASSICISM】の5曲目から
“어느새(いつのまにか)”

そして、また少しMCを挟んで。「ボクが好きなミュージシャンが6年ぶりに出したアルバムの中から」という紹介とともに、

■第6曲目は、Eric Benetの新譜【Hurricane】の5曲目から
“My Prayer”

私もEric Benetは大好きですが、正直、Eric Benetよりもうまかった! Eric Benetのほうが声が繊細。ヒョシン君のほうが低く太い声なので、この切ない曲には合っている気がした。タイトル通り、教会のステンドグラスのような背景映像が映る。それにしても、このEric Benetの曲、発売になったばかり。で、こんなに上手に歌ってしまうの?完璧に? という感じ。後半では音域の広さを感じさせるアレンジでたっぷり聴かせてくれた。まさに鳥肌もの!

■第7曲目は、【NEO CLASSICISM】の10曲目から
“가을편지(秋の手紙)”

“가을편지”では、韓国の美しい秋の映像がスクリーンに映し出されながらの熱唱。ちょっと壮大なミュージカルチックな曲。ヒョシン君の歌唱力ならではなの曲。曲&映像を見ながら、つぶやいた“ウリナラ イップダ”(私たちの国は美しい)というセリフ(笑)。でも、まさにそんな言葉が出てしまう構成。

◆Guest◆

ヒョシン君は、衣装チェンジでゲストが登場。
23日はラップデュオ
25日はコミ、パク・チニョク

e0086672_7351457.jpg
◆Ⅱ LUTHER VANDROSS
へのトリビュート◆


ヒョシン君は、23日はややウエスタン調のテイストで腰に布を巻いて、25日はBreathe Againのポスターと同じ赤いパンツで登場。個人的趣味としては25日の衣装のほうが◎。布は動きにくそうな気配(笑)。

画面には、7月1日に亡くなったLUTHER VANDROSSの映像が次々と映し出される。
ヒョシン君にとって、LUTHER VANDROSSはとても特別な存在。
今の自分を作ってくれたのは、LUTHER VANDROSSだとよく語っている。
そんなヒョシン君は、2つの夢を持っていたという。
ひとつは、LUTHERのように人の心に訴えかけられる歌手になるということ。
もうひとつは、LUTHERの前で歌うということ。

それは、彼に認められたいという想いではなく、こんなにもLUTHE VANDROSSを尊敬して慕っているということをLUTHERに伝えたかったからだという。
このふたつの夢は残念ながら叶うことがなかったけれど、こうやって多くのファンの前で歌うことができる自分をとても幸せに思っている、とヒョシン君は語った。
私も学生時代からLUTHER VANDROSSは大好きだった。セクシーな歌声の伊達男の脳卒中や訃報のニュースはかなりショックだった。でも、アジアでこんなにもLUTHER VANDROSSを愛して、素晴らしい歌を聴かせてくれる歌手がいると、LUTHERが知ったら、彼も天国でいつものセクシーなダンスで小躍りしているに違いない。
ちょっとヒョシン君の想いに胸が熱くなった。

そして、ヒョシン君のLUTHER VANDROSSへの追悼がはじまった。

■第8曲目は、
“Never too much”
■第9曲目は、
“Any love”

と、2曲LUTHER VANDROSSの往年の名曲が続く。
いや、驚きました! 好きというだけあって、相当歌い込んでいます。
LUTHERの歌っていうよりも、ヒョシンの歌になっているのがまたすごい! 
決してLUTHERを真似て歌わないところも素晴らしい! 
LUTHERよりもヒョシン君のほうが声が低いので、アップテンポな曲もメロウな雰囲気がアップしている気がした。
e0086672_7361517.jpg
■第10曲の
“I'd rather”

こんな難しい曲を……! 
しかも、大好きな曲なので、かなりうれしい!!
そして、25日には、
■第11曲の
“Here and now”
を特別サービス!!

で、LUTHER VANDROSSの遺作になった、
アルバム【Dance with my father】の話に。
このアルバムのタイトル曲の“Dance with my father”のMVは、私も大好きで正直ウルッと来る。R&Bの歌手やアフロアメリカンの俳優たちが、自分の父親や自分の息子&娘たちといっしょに出演しているハートフルなMV。
ヒョシン君も家族愛に溢れた大好きな曲として紹介。
スクリーンには、“Dance with my father”のMVが流れる。

■第12曲の
“Dance with my father”

■第13曲の
“SuperStar”
SuperStar@Hyoshin live( by Daum park hyoshin)


この曲をトリビュートの最後にするところが、ヒョシン君への想いの深さ。
彼にとってLUTHER VANDROSSは、本当のSuperStarだったのだから……。
この曲、発売になったばかりのLUTHERのトリビュートアルバム【SO AMAZING an all-star tribute to LUTHER VANDROSS】(LUTHERのサイトでUSHERの歌聴けます)で、若手ソウルシンガーのUSHERが歌っている。USHERも10代でデビューして、ソウル界で話題をさらった人。アルバムを聴いたときに、ヤツは旨い! と唸ったのだが、ヒョシン君も負けてない! いや、聴かせます。
溜めまくりでdopeに聴かせました!
ヒョシン君が書いたLUTHERへのメッセージが画面に流れる。
彼に影響されて歌を志し、彼を心の師と仰いでいた想いが歌とともに深く伝わった。
25日の公演では、みんなの声援と歌い切った自分に感極まってしまい、号泣してしまったヒョシン君。いや、チンチャ、感動!!
これはLUTHER好きなくても胸が熱くなるね。
25日は、涙を拭いてもまた涙が出てきてしまう彼。
みんなから、「ふぁいてぃん!」とか「ウルジマ!」と声をかけられて、復活!
泣いてしまったこととLUTHERへのメッセージにちょっとテレていたところも23歳らしくて正直かわいかったです^^

で、気分を取り直して、って感じに、MC。
会場を右、中央、左、2階席って具合にわけて、盛り上がりを確認!
「このリズムでノッてね!」って感じに、ファンキーにスタート!

■第14曲は、【NEO CLASSICISM】の2曲目から
“숙녀예찬(淑女礼賛)”
■第15曲は、【NEO CLASSICISM】の7曲目から
“다시 내게로 돌아와( また私に帰って来て)”

ノリノリで、ちょっとかわいくヒョシン君も横揺れしながらダンシング♪
“다시 내게로 돌아와”では、サビの“나나나나~ ♪”をみんなで大合唱。

■第16曲は、【NEO CLASSICISM】の3曲目で、ヒット中の
“흩어진 나날들(ちらばった日々たち)”

“흩어진 나날들”は、原曲が、スジ・カンの曲で、幼い頃ヒョシン君自身もよく聴いた曲だという。歌詞が切なくて大好きなんだとか。そんな切ない曲ばかり聴いて育ったから、今のような自分が出来上がっているとヒョシン君は言う。
で、最後の曲です! というMCとともに、

■第17曲は、【NEO CLASSICISM】の9曲目から
“기억속의 먼 그대에게(記憶の中の遠いキミに)”

“기억속의 먼 그대에게”は、ヒョシン君の声質を最大に生かす壮大な曲。伸びやかな歌声が会場全体を包んで、大拍手のまま、ヒョシン君は一度幕間に下がる。
会場は即、アンコールの嵐!!!!

◆Ⅲ 感動のアンコール◆

すると、舞台の右側にあった階段から、ヒョシン君、バンドスタッフたち一同がダンスしながら降りてきた! 舞台になぜ階段があるのか謎だったが、すべてはアンコールのためだったのか(笑)。あ、23日は、ヒョシン君、汗でズルッと階段すべってコケてました(笑)。そのせいか25日は慎重に階段を下りていたのが笑えました。
で、しばし、ダンス披露大会が展開される。
ヒョシン君のダンスは、チンチャ カワイイ(笑)!
意外とやられてしまった(笑)。この動きに。
そういえば、去年「シェラトン・ウォーカーヒル」で行われたライブは、とってもダンサブルだったらしい。観たかったです。残念。
バンドスタッフを紹介しつつ……。
e0086672_16183494.jpg
■第19曲は、【NEO CLASSICISM】
の4曲目から“너에게(お前に)”

ダンサブルナンバーでノリノリな舞台に。会場は総立ち状態。

■第20曲は、【NEO CLASSICISM】
の6曲目から
“옛 친구에게(昔の友達に)”
珍しくちょっとロック調なナンバー。スクリーンには雨の映像が映し出され、ヒョシン君は台の上からジャンプして、曲がスタート。2日間とも同じスタートだったから、この曲はジャンプが基本なのね(笑)。ややタテノリぎみに盛り上がる。

で、25日は、この“옛 친구에게”で、ヒョシン君が、「これでチンチャ最後の曲です!」(ヒョシン君は、“チンチャ”をやたら使う・笑)と言ったとともに、会場から悲鳴のような、「やめないで!」「まだダメ!!」という声。その声に再びウルッと来るヒョシン君。ヒョシン君もみんなの声に答えたいと思いながらも「本当にありがとう、でも、ここまでしか準備してないから…。本当にごめんね」と言いながらも、止まらない歓声と拍手に、「じゃぁ、バンドはここまでしか準備してないからアカペラでもいい?」と、“좋은 사람(いい人)”
もう、ここまで来ると彼の歌う熱意とファンに対する思いと、素晴らしい歌唱力にもうメロメロ。完墜ち状態で放心。

「そして、本当に最後の最後になります。この曲は、自分を多くの人に知ってもらうきっかけになった曲なので愛着があります」というMCとともに、あのイントロが……。
スクリーンには、真っ白の雪が降り始めて……。
会場からは悲鳴に近いような声援が。
やっぱり多くの人がこの曲を愛しているのだと実感。
当初、このヒョシン君のライブに行く目的の中に、「この曲を生で聴きたい」という思いがあった。自分がとてもハマったドラマのテーマソングだけにその思い入れは強かった。ライブの最中もいつあの曲がかかるんだろう、と思っていた。でも、正直言うとそれは最初だけ。第2部が終わった頃には、この曲を歌わなかったとしてももこのライブに来てよかった! とすでに実感していました。
それぐらい彼の歌声に感動。

で、曲とともに、会場にも白い雪が……。
ヒョシン君は台の上に腰かけて歌い始める。

■第21曲は、【NEO CLASSICISM】の11曲目&【미안하다,사랑한다OST】の2曲目から“눈의 꽃(雪の華)”

会場全員で、大合唱の“雪の華”。隣のアガシは感動のあまり大号泣。私もヒョシン君の素晴らしいライブの感動と、“미안하다,사랑한다(ごめん、愛してる)”のドラマのシーンなどなど、頭の中はもうウルウルでいっぱいに。終わった後は、惜しみない拍手の中、「また、必ずみんなに会いに来ます!」と言いながら去っていきました。

なんと、ライブに費やした時間、
23日は約3時間弱!
25日は約3時間半はあった
ライブというのだから驚き。
途中にゲストが入ったにせよ、こんなにサービスしてくれるライブってスゴイ!
絶対にまた観に行くと、女子2名で堅く誓い合ったのでした!

*追談:ヒョシン君、実はあまりのハードスケジュールでちょっと体調が悪かったらしい。首とお尻に痛み止めの注射を打ちながらの公演だったらしい。なのに、手抜きなしどころではなく21曲+アカペラ!!! という熱唱で、最終日は、楽屋に戻ったと同時にダウン!! そのまま病院に担ぎ込まれ、即入院! 翌日の夜には退院できたらしいが、それは大変だったらしい。でも、あのライブを観て、倒れるのも当然かと。それぐらい入魂のライブでした。
ホント、今まで数々のライブを観てきたけど、こんなに感動したのは初めて。アジアにこんな素晴らしいアーティストがいると思うだけで、幸せな気分にさせられます♪

by narannoruja | 2005-09-30 01:41 | Live2005 in Korea
<< Breathe Again 2... The Breeze Of Sea >>