アシュリー的思考
私の友達は、不思議と国際結婚をしてい人が多い。
アメリカ人、イギリス人、スペイン人、トルコにナイジェリアに、中国、韓国、イタリア・・・・。
みんなで集まったら、ワールドカップが開けるかもしれない(笑)。
当然、お子ちゃまがいるお宅は、パパとママの血を受け継いだミックスの子供たちばかり。
東京近郊では、国際結婚率も非常に上がってきて、別に「特別」なことではなくなってきている。でも、先日仲良しの友達が「どうも、息子が小学校でいじめられているらしい」と電話をかけてきた。



肌の色(彼女の夫はアフリカ系の人)のことをからかわれるというのだ。
子供は正直。自分と異なるものに対して、距離感を保ってしまうことがある。
しかも、話を聞いて見ると、どうも子供たちのママたちが「あの子は外国人の子だから」と
特別視しているらしい。子供は、親を観て、親の話を聴いて状況を微妙に察知するもの。
親が特別視したり、蔑視した態度を取っていたら、当然子供にも伝わってしまういうものだ。

この話を聞いて以前観たテレビで、ちょっと考えさせられた番組を思い出した。
カナダに住むアシュリーという女の子。
通常の8~10倍の速度で老化する難病・プロジェリアに冒された彼女の姿を描いた
ドキュメンタリー。プロジェリアの子供は平均14歳までしか生きられないという。
アシュリーは、他者とまったく違う風貌も自分の命の期限がもうすぐ迫っていることも
すべて理解し、「生きていることはとてもハッピーなこと」と言ってのける。
そんな彼女の数々の名言の中に、いじめに関わるものがあった。
正確には覚えていないのだけど、こんな内容。
「私をいじめる人がいたら、どうしていじめるの?と問いかけて、いじめる人の疑問には
すべて答えてあげるの。でも、それでもいじめてくる人には、もう何言わないし、何も
しないわ。だって、もうそれはその人の問題だと思うから」


端からいじめる人を拒否するわけでもなく、受け入れるけど、それでもわかってくれないなら
それは相手の問題、と言い放つ力。14歳の少女とは思えない悟りの境地。
この言葉を聞いたときに、なんだかとっても頭が下がった想いがした。
日々、くだらない人間関係で、一喜一憂している自分。まだまだ、おけつが青いなぁ~と。
ついついいじめられると、自分に非があるのでは、とネガティブになりがちになるもの。
でも、こちらに非がないと思うときには、相手に問題がある、と思う強さもとても
必要なんだな~と、14歳の少女に教わってしまった^^

と、そのアシュリーの話を友人にしたら、彼女も何か心に引っかかったらしく、アシュリーの
を買ってみる、と言っていた。それから2週間。
さっき、彼女から電話があった「いじめられておびえるだけじゃなくて、どうどうと、"僕に何か
質問があるの? 何でも答えるから言って" と言ってみたら、不思議といじめが少なくなった
の。息子にも、いじめる人も同じ人間。だから話せばわかるはず。もしも話してわからなけれ
ば、それは相手に問題があるのよ。それは自分の問題ではないから放っておこうね」と諭す
ようにしたら、息子も自信を持ってきたという。
よかったよかった^^

今回はとりあえず、根が深いいじめにはならずに済んだが、本当のいじめはもっと陰湿。
なんで、人間ってこうやって、人を差別したり。区別したりするんだろうと、悲しくなる。

なんでこんな記事をアップしたかというと、今月上旬、アメリカのナショナル・フットボール
リーグで活躍し、今年のスーパーボウルのMVPに輝いた韓国系アメリカ人のハインズ・
ワード選手が韓国を訪問。韓国にもまだまだ国際結婚、外国人差別が非常に多い。
大好きな国だけど、これはちょっと悲しいな~と思っている。

5年前に、外国人@アフリカ系の友人♂とソウルで焼肉屋に入ったら、お店のアジュンマは
注文さえ取ってくれなかった(笑)。近くに座っていた白人のBFといっしょにいた韓国女性が
「この国は大変。私が注文してあげる。差別されると思うけど、お互いにがんばりましょうね」
と励まされてしまったことがあった(笑)。ある意味、貴重な体験でした^^;
仕事で駐在していたそのアフリカ系の友人は、「日本とは比べ物にならないほど、
ここで生きていくのは大変。彼女はまずできないね~(笑)」と笑っていた・・・;
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でも、最近は「私の名前はキム・サムスン」のダニエル・へニーやデニス・オー君など、ミックス
スターが出てきて、韓国へ戻る、パターンが増えているという。それまでは、国際結婚をすると国内では暮らしづらいので、海外へ移住したり、里子に出すというパターンが多かった様子。「美しき日々」のナレ役で出ていた女優さんも泣きながら「父親がアメリカ人と黙っていて
すいませんでした」と謝罪会見したこともあるんだという・・・。
ダニーやデニスの活躍はよいことだと思うけど、影で複雑な思いを持っている人たちも多い
だろうな~と思えてしまう。

ということで、今日はちょっといつもと違う角度で、韓国をレポしてみました。
KBS worldにもおもしろい記事が出ていたので、どうぞ^^→これです

ということで、愛ある世の中を、ってことで^^
♪Love is wonderful thing
2001.08.19 KBSイ・ソラのラブレターより

音楽配信終了します
by narannoruja | 2006-04-25 05:51 | Hyoshin Talk
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