なかなか新譜の確定ニュースが入らず、情報をアップ
できない状態でありますT0T
でも、だからとまったりしているのもどうかな~と急に思い
たった次第。というのも、今日午後からずっと、KBSで
12月31日に開催された"2006KBS歌謡大祝祭"を
放映しているのですが、それを観て、改めてヒョシン君
の歌のうまさを再確認しいちゃいました。
ということで、ここで今さらですが、改めてヒョシン君の
歌がなぜよいのか、歌手박효신とは何か、を自分なり
に分析してみようかと思います^^
これから5集が発売になれば、ヒョシン君を聴いたことが
ない、という方や新しくファンになる人もいるかもしれない
し^^ あくまでも私の分析なので、異論反論がありました
ら、コメントでみなさんの"박효신考"を聞かせてくださいね^^
今日は、"歌唱力"をクローズアップしてみます^^
***
あ、余談ですが、KBS歌謡大祝祭で、トンバンのステージを
観て、彼らのパフォーマンスの勢いに、ぷち感動しちゃいま
した・・・意外な自分(笑)。しかも、"O-正反合"って曲、
メロディ構成がいいだけでなく、歌詞も好みでした^^
"世界でひとつだけの○"みたいなゆるい曲よりも100倍
いいと思いました・・・^^; 何事も食わず嫌いはダメだと
実感いたしました・・・今後ハマったりして・・・^^;
韓国のさまざまな音楽番組や音楽祭を今まで観てきた結果、
"歌唱力"という部分をクローズアップした場合、ヒョシン君の
歌声は、やっぱり韓国No.1と思えてなりません。思えてなり
ません、なんてまだるっこしい言い方はやめますね^^;
きっぱり、韓国一と私は断言します^^ 韓国どころではなく、
アジア一と言いたいところですが、中国圏の音楽事情を深く
探っているわけではないので、とりあえず、韓国一、日本を
加えても稀に見る歌唱力だと思っています。きっぱり!
この歌唱力という部分をもっと詳しく考えてみることにしました。
韓国には、うまい歌手がたくさんいます。他にもバラードを
歌わせたら天下一品という人もいます。が、みなさんうまい
のは、やはり持ち歌レベルなのです。持ち歌は歌手あれば
歌いこんでいるのですから、他者よりもうまくて当たり前と
いえます。ですから、持ち歌で歌手の歌唱力を判断するの
は、違うかな、と思ったりします(ここでは、歌のニュアンス
とかは除いて、単純に歌唱力について考えています)。
韓国の歌番組やイベントでは、持ち歌以外も歌わせる余興
がよくあります。そこで、あれ? おや・・・^^; と感じることも
多々あるのですが、ヒョシン君に関して、「ハズレ」と思った
ことがありません。どんな歌でも音程がビタッと合ってしまい、
デュエットでは相手のキーの高さに合わせて瞬時にキー
コントロールする、というスゴ技まで見せてくれます。
初めてヒョシン君の声を聞いた人は、みな"すごく低くて大人
っぽい声の人"と思うはずですが、ヒョシン君のキーは不思議
なことに実際ではそんなに低くはありません。それなのに、
ディープヴォイスという印象を人に与えるのは、低音に安定性
と彼ならではのニュアンスがあるからだと思います。
低音は高音よりも男性の場合、簡単に感じてしまうかもしれ
ませんが、低音をブレずに安定して、しかも、独自のニュアンス
をこめて歌うのは実は非常に難しいといわれています。
さらに、ヒョシン君は、低音だけでなく、フルセットヴォイス的な
高音パートも歌うことが可能です。簡単に言うと非常に音域が
広いということ。"雪の華"や"With you"なども出だしは、
低音パートからスタートするのですが、後半はかなり変調して
高音パートに変わっていきます。
ヒョシン君が、リスペクトしているR&Bシンガーたちもみな、
低音→高音と音域が広い人ばかりです。ルーサーにしても、
低音でセクシーに歌い上げることもありますが、彼が評価された
のは、高音が美しく出せるという音域の広さでした。
デビュー当時よりも音域が広がっている感じがするので、これは
生まれ持った才能というよりは、彼の努力の賜物なのかもしれません^^
さらに、歌唱力という点で、ヒョシン君で見逃せないのが、
歌詞の言葉の発し方。
以前、韓国人のアジュンマと世間話をしていて、俳優の歌のうまさの
話題に。「あの俳優さんはしゃべるときに舌ったらずな感じだから、
歌もうまくないのよ。言葉の発音がキレイな人は歌がうまい」としつこく
言っていました。そのときは、そんなもんかね~、ぐらいにしか思わな
かったのですが、確かに、歌詞をはっきりと発音しない人の歌い方
はあまりうまく聴こえないなぁ~と。そんな視点でヒョシン君を
聴いてみると、非常にひとつひとつの単語をはっきりと発音している
んですよね。特に、持ち歌でなく、ルーサーなどの英語の曲などを
聴いてみると、とても丁寧に発音していることがわかったりします。
ここも彼の歌が美しく聞こえる大きなポイントなのかも、と最近思った
りしています^^ そんなこともあり、最近は、ヒョシン君の歌を
ノレバンで歌うときには、できるだけ単語をはっきりと発音しようと
努力中・・・・・^^; まぁ、近づくことはできませんが・・・・^^;
さらにさらに、彼の特徴といえる"歌い回し"もきちんと計算されている
ということ。"歌い回し"というのはソウルミュージック用語で、演歌で言
うと"こぶし回し"にあたるもの。でも、"歌い回し"と"こぶし回し"は基本的
には違います。韓国の場合、R&Bカテに属しているシンガーでも、うなっ
てもほとんどが、"こぶし回し"になっているケースが多く、R&B的な
"歌い回し"ができる歌手は本当にひとにぎりだと私は思っています。
ヒョシン君の場合は、牛追いの代表と言われがちですが、実はきちんと
R&B的な歌い回しをしているのがポイントです。無駄にはうならず、
余計なところでは回しません。特に最近、歌い方が成長してきたのか、
無駄な"歌い回し"をしなくなっていますね。アメリカのR&Bシンガー
でも、若いシンガーは無駄な"歌い回し"をしがちですが、次第に自分
なりの歌い回しを見出していくことが多いようです。
私は、"With you"で、歌い回しの成長をひしひしと感じてしまいました^^
そんなこともあり、5集はとても楽しみだったりています。
と、歌唱力だけとっても、まだまだ書き切れません^^;
次回は、歌に込められたニュアンスやエモーショナルな部分について
ちょっと考えてみたいと思っています^^
ということで、こんな歌唱力を垣間見ることができる曲を1曲^^
♪Here and Now(2005 Breathe Again liveより)