1나처럼(ボクのように)
2Hey U Come on
3그 곳에서서(そこに立って)
4Believe in you
5몰랐죠(わからなかったです)
6너를 꿈꾸며(あなたを夢見て)
7찾을 수 없는 길(探すことができない道)
8친구라는 건(友達ということ)
9보낼 수 없는 너
(送ることができないあなた)
10늘 그대로(相変わらず)
11Want it !!?
12왜 눈물만 나는지(どうして涙が出るの)
13니가 들려준 말(あなたが聴かせてくれた言葉)
14그 흔한 남자여서(ありがちな男のために)
check it!@MV
♪3.そこに立って(from KBS WORLD radio )
♪1.ボクのように(from Yahoo Korea@音のみ途中まで )
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パク・ヒョシンの4枚目のアルバム。
3枚目までのアルバムはコンスタントに発表してきたが、3集とこの4集の間には、少し長いインターバルがある。彼は1年以上精力的に続けてきたライブ活動を停止。さらに、テレビ出演なども一切控えて、アルバム作りに専念。
この間、自分の歌手としての能力を再確認。不満があった部分などをヴォイストレーニングで鍛え直し、さらに、作曲、作詞の勉強などもこの間にレッスンし直したという。そのため、当初の予定よりも半年もアルバム発表に時間がかかったという。
そして、2004年の4月21日に、4集の【Soul Tree】を発表。
このアルバムは、世界最高に指折り数えられるニューヨークのストリングサウンドでマスタリング作業。
ノラ・ジョーンズとレコーディングしたテッド・ジョンソンがエンジニアとして参加。
プロデューサー陣は、ヒョシンと相性がいいシン・ジェホン。さらに、キム・ヒョンチョル、キム・ドフン、イ・ギチャン、シン・ヒョン、ハリムなど、韓国ミュージックシーンの名だたるヒットメイカーが勢ぞろい。また、ヒョシン君と姉弟のように仲がいいイ・ソラが3曲に歌詞を提供。
ヒョシン君自身も初めてオリジナルの曲作りに挑戦している。
このアルバムは、初めて聴いたときに、不覚にも泣けた(笑)。
涙が出た曲は、
3曲目の
「그 곳에서서」(そこに立って)。これはヒットチャートにも乗った曲なので、知っている人も多いかもしれない。まさに、ザ・ヒョシンな切ないバラード曲。でも、ただ暗く哀しい曲ではなく、妙に雄大な曲調がツボにハマった。今でも晴れた日の午後に窓を開いてこの曲を大音量で聴くと、清々しいのに哀しい気持ちで胸が詰まってしまう。歌詞がわからない状態でもこんなに感動するのだから、彼の声のパワーはすごいのだ。
ちなみに、この
「そこに立って」のMV(by KBS WORLD Radio)は、
キム・ミンジュンが出演していてかなりステキです。
さらに、これまたヒット曲の
1曲目の
「나처럼」(ボクのように)は、非常にやさしい歌い方が吉。歌のうまさには定評があった彼だが、うまさだけに乗ってしまい突っ走り気味という評判も正直いってあった。ソウルフルに声で聴かせようと気合いが入りすぎというか…。本人も自分のそんな弱点に気づいていたようで、この4集ではソウルを追い求め過ぎず、歌い方にもバリエーションをつけている。この曲は、ソウルフルだけどくどすぎないという、彼のうまさが光る作品だ。
2曲目の
「Hey U Come on」は、なんとヒョシン君自ら、作曲! これを聴いたとき、彼のプロフィールは知らなかったのですが、「もしかして、あーた、MaxwellとかEric Benetとか好きでしょ?」と正直思いました(笑)。あの手のニュークラシックソウル系フレイバーがかかったダンサブルなナンバー。ドープな声質がとってもセクシーな曲。
4曲目の
「Believe in you」は、ちょっと甘めなバラードナンバー。でも、この曲、3集のバラードと聴き比べてみると格段にうまくなっているですよ。丹念なヴォイストレーニングの効果は確実にあったと思われます。今回のアルバムでもっともダンサブルなナンバーは
11曲目の
「Want it !!?」。これもアーバンソウルなテイストです。ヒョシン君というとバラードってイメージがあるが、私はこの手のダンサブルなナンバーも声質にとってもあっていると思う。
ANNとデュエットしたことで話題になったのが、
5曲目の
「몰랐죠」(わからなかったです)。ヒョシン君もうまいが、ANNも絶句の歌唱力。こんな風に壮大にデュエットできたら、気持ちいいだろうな~と。そして、
7曲目の
「찾을 수 없는 길」(探すことができない道)は低音から高音へと変化していく、ザ・ヒョシンなバラードナンバー。これも相当壮大なヌケ感がある曲調。やっぱりこの手の曲は絶品。
9曲目の
「보낼 수 없는 너」(送ることができないあなた)、
10曲目の「
「늘 그대로」(相変わらず)も切ないバラード系。
12曲目の
「왜 눈물만 나는지」(どうして涙が出るの)、
13曲目「
「니가 들려준 말」(あなたが聴かせた言葉)、
14曲目「그 흔한 남자여서」(ありがちな男のために)と後半に向けて、エンディングまで深いバラードが続く。特に、最後の曲はあまりに切ない。まるで映画のワンシーンのような感情を込めた歌い方が印象的。
8曲目の
「친구라는 건」(友達ということ)では、キム・ボムス氏もジョイン♪ 珍しくmero系ではなく、ポップなナンバーをジョインしています。あまりにポップなナンバー過ぎて、正直ちょっと面食らいました(笑)。
さらに、最後の曲が終わった後、そのままにしておくと、25曲目カウントで、クリスマスソングがおまけ導入。曲タイとか知っている方いたら、教えてください(笑)。でも、4月発売なのに、クリスマスソングのおまけ? どうしてなの(笑)?