Corneille Live in Tokyo
今夜はちょっとヒョシン君ネタはお休みです^^
Corneille(コルネイユ)というシンガーのライブに行ってきて、
なかなか素敵だったので今夜は覚書ってことで^^
興味がない方はパスしちゃってくださいね。
でも、個人的には、かなりお勧めっていうか超ハマっている
シンガーだったりします。
出会ったのは去年の夏の終わり。CDショップでたまには、
フレンチ系のR&Bでも聴こうかな、と思いジャケットに惹かれ
ジャケ買いしたのがきっかけでした^^
1曲目から即落ち。CD購入したくせに、名前も知らずに買った
ので「だ、だれ?この人!!!!」と即、検索。
そこで彼の生い立ちというが、大変なストーリーを知ることと
なりました。



彼は、ドイツ生まれですが、両親がアフリカ・ルワンダの人で、
幼少期にルワンダに渡ります。
ルワンダという国は、映画"ホテル・ルワンダ"でテーマになったように、
1994年に部族間対立による内紛が起きて、フツ族によってツチ族
が大量虐殺されました。、なんと100日間の間に80万人から100万人
もの殺戮があったのです。
コルネイユは、当時17歳。その殺戮の渦中にいて、親族を虐殺され、
命からがら海外へと亡命したという過去を持っている人です。
今はやや情勢が安定してきたルワンダですが、今だに彼は当時の恐ろしい
記憶を思い出してしまうため、ルワンダに帰国したいのにできないという
話を読んだことがあります。

そんな彼が作る曲は、人間の深い悲しみを知っている人だから出せる
非常にやさしい声とメロディと歌詞が特徴だったりします。
歌詞を読むと、うるっと来るものも多いんですよね・・・。
エリック・べネイをよりソフトにし、MAXWELLのモダンさも掛け合わせた
ようなそんな素敵な曲が多いのも私のツボにはまりました^^

しかも、フランス語なので、よりソフトにやさし聴こえるわけです^^
今回、英語盤のアルバムを出して、それによるアルバム記念ライブだった
ので、英語曲が中心でしたが、英語verもまた素敵でした^^
でも、1曲はフレンチで歌ってほしくて、"フレンチで歌って!"と叫ぼうかと
思っていたら、真後ろのフランス人カップルが、以心伝心したのか同じこと
を叫んでくれ、会場にたくさん来ていた在日フランス系の人たちから大歓声
があがる一幕も^^ で、最後の曲はそのおかげでフレンチの曲になり、
これがまた素敵でした~^^

途中、"日本の曲を歌います"と、坂本九の"上を向いて歩こう"を彼の
解釈による英語訳で歌ったのですが、これが最高にささりました!
今まで、海外のシンガーがカバーしたこの曲をいくつも聴いてきましたが、
なんかイマイチ気に入らないことが多かったんですね。
なんというかこぶしを回しすぎたり、気張りすぎて、う・・・TooMuchすぎ
と思うものが多かった気がします。彼の歌い方はある意味、非常に
原曲のニュアンスを生かした歌い方で、素朴でそれでいて切ないあの
曲の感じを歌い方も英語訳もとってもうまく表現していたと思いました。
これも彼自身の切ない経験がそうさせているのかもしれないのですが・・・。

と、このままだと今夜は彼についてエンドレスに語ってしまいそうなので
そろそろやめにします^^;
でも、アメリカ系のR&Bシンガーとは違う、品のよさというか、繊細さが
とっても素敵でした。ルーズなダボファッションではなく、タイトなスタイル
もフレンチっぽくてとっても素敵でした。しかも、長身でなかなかよい
男だったのもポイント大(笑)。

ということで、もしもお時間がある方はぜひ、曲を聴いてみてくださいませ^^
2曲目の曲は、ルワンダの虐殺のときの心を描いた作品です。
今年はこのライブで締めになりそうですが、とっても最高な気分でした^^/

by narannoruja | 2007-12-13 03:30 | Monologue | Comments(13)
Commented by SOULT at 2007-12-13 22:13 x
オッ、この名前、思い出したですよ。彼は松尾潔さんがプロデユースの一部か何か確かかんでたと思いますよ。以前カナダ?での話し、随分熱心に語ってらっしゃいました。吉岡さんのFM番組でも紹介されて余り強い印象無かったんですが。(彼のバックグラウンドの御話の方が重くて。。。。)BLライヴ良かったんですね。べネイとマックスウエルのミックス、なーるほど!(松尾さんも行ってますね、モチ。後でサイトに行って見てみようです)ルーサーを愛してネーミングも「NEVER TOO MUCH PRODUCTIONS」とヒョシン君とも共通項が、と無理やり話しを纏めて見ました(爆)
オバサン、来週のホンギ生声聴きたいけど、何処かから中学生のお子さんお借りして保護者のふりでもしなきゃ無理ですわ(笑)
Commented by nao at 2007-12-13 22:45 x
コルネイユどっかで、聞いた覚えがあるんだけど。。。
あの深い瞳の奥には、あのルワンダの背景があったんですね。国連も関与しなかったんですよね。1994年と言えば、我が家では、下の子が生まれた年で、幸せに満ち溢れていたんですが、おなじ地球で、同じ時間に、一方で残虐な出来事があった事に胸を痛めました。我が家では上の子も、ボスニアの内戦が始まった1992年5月に生まれているんです。日本に生まれて良かったなんて、軽々しく言えないですね。争いのない世界になって欲しい。。。
音楽が一番、心が通じ合うと思うんだけど、コルネイユのような人が先頭を切って、たくさんの人に訴えて、歌い続けて欲しいですね!
Commented by dance at 2007-12-14 00:50 x
とっても優しい感じですね。少し前に情報番組で注目していたような。。。
生で聞かれたのですね。とっても洗練されたかんじですてきですね。

最近はすっかり大騒ぎなライブばかりでしたので、こんなライブもいってみたいです。やっぱり一人参加は場所選びますね。涙。
Commented by narannoruja at 2007-12-14 02:21
SOULTさん^^ そうそう、松尾さんがライナーノーツ書かれているんですよ@英語盤の新譜 個人的には曲から入って彼の凄すぎる重たい過去をあとから聞いたので、逆に、そんな悲しい過去があるのに、こんなにメロディラインがやさしいことに驚いたりしました。彼の場合、どうしてもルワンダの大虐殺で家族の中でひとりだけ生き残ったって話が先に来てしまうのが、、もったいないなぁ~と個人的には思っています。CDよりも生に強い人という印象が昨晩は強かったですね。派手なライブパフォーマンスはないのですが、スッと入ってくる感じ。私にとってはMAXWELLとかと同じカテに入る人って感じです。しかも、写真では別になんとも思わなかったんですが、生は相当いい男でした(笑)。周囲の婦女子もみんな口々に呟いていましたわん^^ どうも最近、心が疲れているのか穏やかなものに惹かれます^^ 彼は幼少期からマーヴィンとかカーティス狂のようですよん。そんなとこもわらひのツボです^^
Commented by narannoruja at 2007-12-14 02:31
naoさん^^ そうなんですよ。彼の半生自体、映画になりそうな話ですからね。アフリカ出身の友人が数名いるもので、どうもアフリカのこ手の話には弱いというか無条件に心が動かされてしまうところがあります^^;
「忘れ去られた大陸」なんて悲しい表現をされちゃうときもありますが、アフリカにもいいミュージシャンや作家、アーティストもたくさんいるんですよね・・・。私なんて、1994年、能天気に遊び呆けておりました。アフリカ出身の友人から聴かされる話は、なんとも憤ることも多く、自分が無知というか狭い社会で生きていることを思い知らされます。知ること、知力が大事だということを思い知らされます。彼は国連の仕事などにも積極的に参加しているようですよね。彼から「知力」が広がることを祈りたいですね^^
Commented by narannoruja at 2007-12-14 02:37
danceさん^^ こんばんは。恵比寿ガーデンホールだったのですが、非常にアットホームなライブで、なんかいい意味で片田舎のホールで素朴なライブにきちゃった、みたいな温かみがあるライブでした^^ たまにはこいうウォーミング系もいいね~と友達と盛り上がりました^^
彼はライフストーリーがすごいので、報道番組でも結構取り上げられたようですね。全然関係ないのですが、1曲終わるごとに「ありがとうごじゃいます!」というのが、イントネーション的に、とっても韓流系みたいで笑えました^^; あ、そうそう、昨日のライブは「おひとり様」も意外と多かったみたいですよ^^
Commented by narannoruja at 2007-12-14 11:47
SOULTさん^^ さっき私も松尾さんのサイトに行ってみたら、彼が"上を向いて歩こう"プロデュースしたんですね^^ 私が持っているアルバムには入っていなかったんで(来日特別盤だけみたい)気づきませんでした^^
SOULTさんおっしゃるように、松尾さん、Kのプロデュースしているけど、ヒョシン君は? と思う部分もありますよね^^ 音楽方向的には非常に合うと思うんですけどね^^ 
来週行ってきてくださいよ^^ ぜひ。私は、BBが日本デビューしたら行っちゃうかも(笑)。
Commented by SOULT at 2007-12-14 23:37 x
そうそう、彼今年の6月だかにプロモ来日で、カナダ大使館でライヴしたんですよ。松尾さん司会で。なんせルワンダ話が強烈で妙に覚えてます。曲はフランク・マッコムあたり聴いた時と同じ様に余り強烈じゃなかったんですが。マーヴィン判るけど、カーテイスもなんだ。。。わちしもチョンマル大好きです。話ずれて済みませんが、今日夕方、日比谷線銀座コンコースであった「PHILY SOUL クリスマスライヴ」ほんの45分位ですが、こちらにもヒョットしてフットワーク宜しく参戦なさってたり?
ヒョシン君には、是非ブラックアーテイストのPDにお願いしたいデスワ。FACEしてくれんかな、と。「WHERE WILL YOU GO」みたいなのを
一発。
Commented by narannoruja at 2007-12-15 00:48
SOULTさん^^ 連投感謝です。そうそう、カナダ大使館であったんですよね・・・。後から、青山ツィンタワーで働いている友人に聞いて、軽く落ち込んだことを記憶しています。そのときの司会が松尾さんだったのは、今日サイトで知りました^^ Frank Mccomb は、嫌いじゃないけど、実は私も少し何かが物足りないんですわぁ。だから、年末のコットンクラブもイマイチ触発されません・・・。代わりに、XamsのBNのDWELEに行きたいぃぃぃ~。でも、Xmasディナープレート付き・・・。ひとりで観にいってディナー食うのは、さすがに心臓に毛が生えている私も憚れます^^; 観たいのにぃぃ・・・。夕方そんなイベントがあったんですね・・・^^; 私は業務中でございましたわん。フィリーソウルといえば、Myloverの"The Roots"さんたちが年明け早々に来るんですよね~♪ 来年の一発目は、Rootsになりそうですわん^^  ホント、ヒョシン君にはぜひ、黒い人たちと組んでほしいですね。カニ君ファミリでもいいけど^^; ところで、イム・ジョンヒとOutkastのコラボになんとなく、・・・・って気分になるのは私だけでしょうか^^; なんかOutkast仕事じゃない気がするんですよね~。
Commented by dance at 2007-12-20 00:55 x
コルネイユのCDかって来ました。
これからゆっくりききますね。
あと、BSの番組で少しライブの映像流れました。
すてきでした。
Commented by SOULT at 2007-12-23 23:50 x
naraさん、FT行って参りましたよ。キャワイかったですわ。ホンギ君、やはり神が与えた声持ってました。バンドとしては未だ方向性が固まってない感じがしましたが、今出来る精一杯を見せてくれて清清しかったです。ホンギには私エアロヘッズの血が騒いでいるのです。オバサン、ライヴ後メンバーと握手までして来てしまいました。ホンギ君には「ノムノム チョアヨ」と言いながら、以外とがっしりしたお手手しっかり握って来ましたです(爆)

BN、お一人様で行ってガシガシ肉料理食べながらライヴ楽しんじゃうチング(うら若き女性です)居ますよ!(私も一人だとそうです。BN定番はグラスシャンパンとヌーボーサンドだったりですが)DWELE是非行って、デイナー楽しんで来て下さい♪
ROOTSも何気に良く来ません?(笑)
オー、ヒョシン君。カニエFMも良いかも。

NEPTUNESはシロだけどラファエルでも誰でも一度本格PDアルバム聴いて見たいです。

BIG BOIは実業家でもんね~、そっち方面のお仕事の匂いですよね。アンドレと×になってもダイジャビのように(爆)
BB来年2月頃イルボンデビューじゃないですか?
Commented by narannoruja at 2007-12-28 03:29
danceさん^^ お返事遅くなりました~。
いかがでしたか? 
やさしい曲が多いので、年末のあわただしい疲れをいやしてくれるかもしれません^^
Commented by narannoruja at 2007-12-28 03:36
SOULTさん^^ うふふふ。やはり行かれたのですね!!!
ホンギ君人気集中していますなぁ~^^ 私はどうも顔がヒョシン君に
似ており(笑)、そのことが気になって仕方ありません・・・^^;
しかも、握手まで! しかも、愛の告白付とはさすがです^^/
BN結局、仕事で行けませんでした~T~T
その代わりにアレステッドにいきまひた^^;
rootsはいいのですよっ! どんどん来なさいって感じですっ^^;
たぶん、日本のDJヲタ系にウケるテクワークなんだと思うんですよね、
彼らって^^ 圧倒的に男子ペンが多いですよね。その中で、クエストラヴとブラックソートに「ノムノムチョアエヨ」な私です^^;
BBのライブは、日本でなく、韓国で聴いてみたいもんです^^
韓国の中坊や女子高生のギャァァ0--0-っていうミーハー声が意外と好きなんですよ。アレを聞くとテンションが上がり、歳を忘れて盛り上がれるざんす^^;
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4年間ありがとうございました。6集がBIGセールスになりますように!
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