歌手よりも業界の問題と思うな・・・。
ヒョシン君のニュースが、ないぜぃ!と止めているとここも休止
(忙しくて半ばそんな感じになっていますが^^;)と思われてしま
うので、ちょっとはみ出しネタをアップしてみたいと思います。
ヒョシン君ネタを検索していたら、こんなニュースが。
というか、正直「またですか・・・^^;」という印象のニュース。
どうして、韓国では「唱法が変わってきた」って記事をこんなに
上げるのかが、私にとっては謎です。




確かに、韓国の音楽評論家が指摘する通り、韓国ではあまりに
同じような曲が多すぎる!! とは思います。
正直、誰が歌ってもヒットする曲になりそうだし、同じ曲だな、と思
う曲が多いのも事実。特に、ヒットチャートに入ってくるような曲は
そんな感じのものが多い気がします。
でも、去年あたりから音楽評論家たちが指摘している"ソモル唱法
が減った"、"ソモルのブームが終わった"って部分に強い疑問を
感じたりします。音楽番組とか観ても、ニュース記事になるほどの
変化は何も感じないのですが・・・^^; それって私だけ??
相変わらず、みんなバラード好きだし、情感込めた歌い方している
と思うし・・・^^; 曲調はシンプルになった部分もあるかもしれません
が、"アコスティック"と銘打つほど、生音っぽい感じもしないのですが・・・。
シンプルになった、と言っても、シンプルな音づくりですな、と思える
のは、Nellぐらいかもしれません(笑)。

私は、ソモルだろうが何だろうか、歌唱法うんぬんと論じていること
自体がナンセンスだと思うのです。
だってこれって、シンプルアレンジが流行です、ってまた歌手を流行
ベースに乗せているだけにすぎないと思うから。

韓国の音楽業界はかなり瀕死の状態で、ブームメントで盛り上げて、
売れ線でヒットを狙いたい、ってとこなのでしょうが、シンプルな音の
ブームは、歌手が進化して起きたことじゃなくて、業界の思惑だらけな
感じがしてなりません・・・。
別に歌いたいようにソモルでもなんでも歌えばいいじゃん、と。

歌手そのものの問題じゃなくて、アレンジャーとかプロデューサーの
考え方が古いのかもなぁ~と思ってしまいました。
そして、音楽評論家も・・・^^; 新しい音楽スタイルを語っているのに、
比喩に出しているのが、ボニー・タイラーか・・・^^;と。
ボニー・タイラーに罪はありませんが、なんか苦笑してしまいました。

ヒョシン君には、こういう"流行"とか関係なく、歌いたいように歌って
ほしいなぁ~と。次回のアルバムでどう表現するのか、期待して待ち
たいところです^^

と、いつものように超訳ですが、この記事を読んでこんなことを
思いました^^


"時代よって流行よって変わってきた唱法"

"バイブレーション"、"ソモリ(牛追い唱法)"、"シャウティング"……。
ポピュラーなシンガーたちにはいろいろな歌唱法が存在している。
同じ曲でもどんな歌手が歌うかによって、異なる味わいが出るのは
この歌唱法の違いによるものだ。

歌唱法にも流行があるか? オーソドックスなバラード音楽を好む
大衆の耳にいかに自分の声が届くか、そのためにシンガーたちは、
自分のオリジナルの歌い方だったり、あるいはすでに大衆を引き付
ける効果が検討された歌唱法を使ったり真似たりする。自分の声に
合わせる歌唱法が特殊な場合、それに伴ってファンが音楽により
惹かれるという長所もあるのだ。

90年代末、バラードと音楽市場を二分したダンス系のシンガーたち
には、トロット唱法を加味した別名"'こぶし回し"が流行した。当時、
"Turbo"で活躍していた"キム・ジョングク"と"Young Turks Club"
は、歌詞の語尾に"う~ん"と鼻音や裏声で回す歌い方で人気を呼んだ。

同時期に活躍していた、"Uptown"、"Solid"などは、次第にシンプル
なバラードでヒップホップとR&B志向が強いアメリカ的な音を選び移行
し始め、大衆にアピールするsoul唱法を誕生させた。

音楽評論家のカン・テジュ氏は、「2000年代の最初の頃は、soulとロッ
クの歌唱法が人気を引っ張っている途中だった。、"イム・ジェボム"と
"パク・ヒョシン"の別名"ソモル(牛追い)"唱法が生まれ、つい最近までミデ
ィアムテンポがバラード曲の主流を握っていた」と 。そして、「マイケル・
ボルトン的な声で、大衆の耳をキャッチした"ソモル唱法"が "SG wanna
be"、"Tei"、"KCM" などによって定着し、それ以後大衆の感性を刺激する
コードとして"ソモル唱法"が認められたのです」と解説する。
同じ時期、女性シンガーたちは、"Jadu" や"パク・ヘギョン"のように、バイ
ブレーションを強めた声が目立ち始めるようになった。

しかし 2000年代中盤以後から、声を飾る唱法への意識を抑える傾向が
強まり始めた。代わりに、明瞭な声で、歌詞が耳に入ってくる淡泊な歌唱法
のシンガーたちが、主流を占めるようになってきたのだ。

アコスティックなフォーク的サウンドとマニュアル化した楽器編成。そして、
モダンロックの人気で、作られた唱法は、大衆が選択しなくなってきたのだ。
選択されたのだ。"ソモル唱法"の代表的スターのSG wanna beも5集
では、明らかに、その色(作られた唱法)を減らした。そして、ハスキーヴォ
イスのぺク・チヨンは正統派バラードで再起し、さらに、まるで童謡のような
シンプルな曲の"그대만이(君だけが)"で人気を集めたキム・ジョンウク も
作られた唱法を減らした例のひとつだろう。

調味料を減らし淡泊な味付けをするように、シンプルな唱法が多くを占め
初めている。この現状の裏には、音源収益の大半を占める、携帯電話の
着信音や着メロでヒットする歌を求める制作側の意図も入っているのだ。

音楽評論家のソン・キチョルさんは「個性を捨てた画一的な"(誰かの)
唱法をまねる真似ること"ではなく、じぶんに一番合う声を追及するほうが
音楽的に高いという認識が定着してきた」と。さらに「ノドの手術をした後、
よりハスキーになった声を武器に成功したボニー・タイラーのように、あり
のままの歌い方で表現するのが一番いいという事実を受け入れなくては
ならない」と言った。

インターネット韓国日報2008.05.13
by narannoruja | 2008-05-14 01:09 | Monologue | Comments(6)
Commented by LUKA at 2008-05-15 09:00 x
naraさん、こんにちは♪またまた興味深いお話を聞かせて頂きました。
まぁこうして「唱法」のことが話題になるというのも韓国ならではですよね。日本ではあまり取りざたされるまでもないというか…
だって色々なスタイルがあるんだし…流行で自分のスタイルを変える歌手なんてイヤですよー;
女性シンガーの例がJADUとパク・へギョンっていうのもビミョー(笑)
ボニータイラー…今どうしているんでしょう…^^;

わたしもなんというか、ざっとひと通りは韓国の音楽を聴いてこれたなぁと、やっと感じているんですが…もちろんメインストリーム以外に、いやそれ以外のほうが魅力的なアーティストもいるし、でも普通にラジオで流れたり、歌番組に出たり、ボーダーが無い感じは日本よりしますよね。そこはとってもいいところだと思うんだけど…
ものすごく売れているものこそが主流!とひと絡げにしちゃうのが「評論家」さんなんでしょうかね。

似たものも多すぎるけど、わたしはなんだかんだ、コッテコテのありがちなバラード聴いても、これが韓国、いいんだよなー…ってのもあります。カラオケで熱唱したくなります(笑)
ヒョシン君もそろそろ…新しい歌声が待ち遠しいっすね~^^
Commented by ミョン at 2008-05-16 09:28 x
Naraさん、韓国の音楽業界は本当に不況らしいですね。 この記者さんも何かを書かないと飯の種にはならないからこんな記事をかいたんじゃないかしら? 不況で儲からない、儲からないから売れ筋のみに固執する。 従ってみんな似たり寄ったりの曲が出来上がり、歌唱法も右へ倣いってまたみんな同じような歌い方をする。 そうすると金が流れてくる。なんていう図式なんじゃないかなー。 諸悪の根源は業界不況と金銭問題じゃないかと推測しますが。。。。
なんでもタブローがもうCDを作らないって警告を発したそうですね。 音源中心主義でCD製作者を蔑ろにする傾向が最近出てきて、CD売り上げ10万枚を突破するEpik Highが忠実に評価されてないというのが問題点だそうです。
歌手の個性を尊重し、いろんなタイプの歌い方、いろんなタイプの曲、曲調、いろんなリズム、ハーモニーで勝負するべきじゃないでしょうかねー? それじゃ、儲からないのかしら?
Commented by 花影 at 2008-05-17 07:33 x
Naraさん おはようございます
音楽業界の不況は需要の減少でなく、現状に対する対応が出来ていないだけできっと“手立て”が見つからないのでは・・・。
誰しもCD代金を真っ当に支払いたくないというわけですよね。

唱法は“好みの男”みたいなもので、世間でヤンヤ騒いでも“小栗旬”ばかりが男でないと皆思うでしょう!
“きむ・じょんわん”がイイ男と感じる花影や、何やらNaraさんのように・・・
いろいろな種類があふれている状態が良いなぁ~と深く考えずに思う私です。

情感あふれるバラードは苦手な私も、コロっとヒョシンくんにイカレちゃうしドンギュンに鷲づかみされちゃうしねぇ。
不条理な世界よね。

Commented by narannoruja at 2008-05-19 01:34
LUKAさん^^ こんばんは。ホント、あげている人が微妙で、どうも信用できない評論家な気がしてなりません(笑)。いろんな歌い方でいいのにね、って思いますよね。私も、根が、コテコテ好きなので、韓国のバラードはやっぱり捨てがたいと思います。逆に、変にメインストリームに乗らず、このコテコテさを韓国のオリジナル、と音楽業界が認めてしまえばよいのになぁ~と思ったりします^^; まぁ、こうやって紆余曲折して業界的に成長していくといいのですが・・・。
Commented by narannoruja at 2008-05-19 01:40
ミョンさん^^ タブロー情報ありがとうです^^ いやぁ~、そうですよね、ホント、タブローの言う通りですよ。制作再度、アーティストを軽視しすぎなんじゃないかと思いますよね。力があるアーティストは、こうやって音楽事務所や音楽会社から離れて、インディペンデントする傾向がこれから強まるかもしれないですよね。もしかしたら、タブローが一石を投じてくれるかんもしれませんよね^^ それにしても、どの国も音楽業界は不況ですね・・・。著作権とか音源の流出とかいろいろ問題はあるけれど、アメリカのR&Bとか最近おもしろい音がないですよね・・・。なんかいろんな意味で過渡期なんでしょうかね~~。
Commented by narannoruja at 2008-05-19 01:46
花影さん^^ こんばんは。いろんな意味で、音楽に対するツールの変化がここ数年で一気に変化して、音に対する意識が急激に変化しているというところはありますよね。子供の頃なんて、1枚のEP盤(古すぎ^^;)買うのに、お小遣い貯めて買って、大切に擦り切れるほど聴いたものだけど、今そんな風に大事に音聴いてない気がします・・・とプチ反省。
歌唱法の違いは本当に男選びと同じですよね^^ でも、私はオグシュンが好きですぅぅぅぅぅぅ!!!! と突然カミングアウト@失礼しました^^; 話を戻しますが、ヒョシン君と似ているという歌い方の人を聴いても全然心に入ってこなかったり、同じソモル系にカテゴライズされる人でもまったく趣味じゃない人もいますもんね・・・。こればかりは本当に、恋と同じようなものなんでしょうね^^
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4年間ありがとうございました。6集がBIGセールスになりますように!
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