Soul in Seoul
このところ、あまりに韓音を聴いていないことに反省^^;
ということで、音楽好きのソウル在住の友人に連絡をして、
注目のアーティストなんているけ? と連絡。
で、さっそくもらった情報が以下の通り。
「こっちの音楽関係者とR&B好きに今評価が高いのが、
Ebony hillっていうSOULBAND。生音にこだわっていて
バンド構成でなかなかよいと評判だよ。Soulstarとかも
関係しているらしく、こっちのR&B系ではちっと話題にな
っております」というお返事。
こりゃ、期待が持てそうだね、ってことで、さっそく音を入手。
Soul in Seoul_e0086672_2159545.jpg

ちなみに、彼らのサイトは、こちら
音源も少し聴けるようです。



う~~~ん……。
そうか……、SOULBANDだけど、生音にこだわっているんだけど、
う~~ん……。
以下、毒を吐きまくりますので、ご注意くださいませ^^;

音が古いよ、古すぎ!!!!
あえての80年代だったとしても、申し訳ないが、ありえない。
さらに、生音もイマイチかな。これぐらいのバンドワークなら、
私の友達のアマチュアSOULBANDのほうがうまいかも^^;

でも、これを聴いて思ったのは、そろそろ韓国R&Bも"80年代の
呪縛"から脱皮したほうがいいっていうこと。
確かに、80~90年代は、R&B黄金期。
でも、ずっとこれだとやっぱり飽きるわけで……。
さらに、今、ご本家の黒いR&Bは、ここ数年ずっとトーンダウンぎみ。
もちろん、がんばっているアーティストもいるけど、その人たちは、
何かしら"新しい試行錯誤"に取り組んでいる人ばかりだ。
今もなお、黄金期を引きずって、マンネリな音作りをしているアー
ティストは正直飽きられてしまっている。
うまく言えないけどマンネリチームには、R&Bは黒人じゃなきゃ
歌えないみたいな驕りがみえて、それが結果的にダメな方向に
向かってしまった部分もあるような気がしてならないのです。
だから、ここ最近、ヨーロッパの黒くないR&Bシンガーにすっかり
地位を脅かされてしまっているわけで……。
私も今年に入ってから、ぐっと来た黒人アーティストはひとりぐら
いかなぁ。逆に北欧とかカナダとかドイツとかイギリスとかのほう
がおもしろいR&Bが多かったりししています。
彼らのほうが、音作りに新しい試みや真摯な態度が感じられてし
まう今日この頃です。

で、聴いたEbonyhill・・・・。うむ・・・・。
R&Bの立ち位置が見直されている今の時代にこの音かぁ~と
いうのは、正直かなり残念です。
トークボックス(チューブをくわえて歌って、声を電子化する楽器)
を多用しているのも、アマチュアっぽいし。
うむ・・・。
なんか、彼らの高い評価が、今の韓国のR&Bの姿なのかな、
と思って色々考えさせられてしまったのでした。
80年代をまんまパクるのではなく、もっと韓国らしいアレンジと
いうかスピリッツをプラスすればいいのに・・・。
HIPHOPは、エピハイとかドランクンとかその点比較的うまく
ミックスしてオリジナルな音を出している連中が増えているのに、
どうしてR&Bはダメなのかしらん。

韓音ファンとしては、ぜひとも脱80年代、脱マンネリサウンド、
生バンド向上計画に力を入れて欲しいと思った韓国R&B業界。

だって、ヒョシン君が、もっとグローバルな音作りができる環境
に繋がると思うから・・・。がんばってほしいっす。

彼ら以外にも他にもいくつか聴いたけど、残念。
心躍る音がなかったですT~T
また、地道に探検してみます^^;
by narannoruja | 2008-10-12 03:51 | Monologue | Comments(0)
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4年間ありがとうございました。6集がBIGセールスになりますように!
by narannoruja
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