形態の変化
ご贔屓ブロガーのHeidiにむのところでも話題になっていましたが、
エピハイが、自分たちでサイトを立ち上げ、そこから音楽配信して
いく、という新しい流通システムを展開し始めるという。
日本以上にCDが売れない韓国。さらに、アーティスト主導ではなく
事務所やレコード会社の企画やプロモーションに振り回されまくる
制作過程。さらに、PRに経費や収益などからアルバムコストが高騰
し、同時にアルバム価格もアップ。これがユーザーの負担にもなって、
買わない、買えない、という悪循環を生み出しているという。

その打開策として、PRなどの広告費を削減し、さらに事務所やレコー
ド会社という従来あるべき中間マージンを大幅にカットし、自分たち
で配信していこう!という試みらしい。
さすが、スタンフォード主席! なかなかやるでないの! 




ヒョシン君の過去の事務所問題などを客観的にみていると、この
エピハイの新戦略、うまく言ってどんどん浸透してくれないかな、
と思うところも大きい。
だって、事務所やレコード会社の力があまりに大きくアーティスト
が歌いたい曲も作れず、さらにやりたくもないプロモーションもさせ
られるなら、すべて自分たちで配信していく、という形はあり、な
ような気がする。
もちろん、これによって、アーティストが自主制作的な自己満思考
に流れていく可能性もあるけれど、それは最初だけな気もする。
結局は、アーティストもセールスはしっかり確保したいはず。
逆にいい意味で、アーティスト主導の競争が始まるといいなぁ、
と思ったりしております^^

でもまぁ、これは出せば売れる、という韓国である程度高いセール
スが保障できるエピハイだからこそ、できる戦略ともいえるのだ
ろうけど。いい意味でガンガン冒険してほしいものです。

しかしながら、これは韓国サイドの話だけではなく、日本でも
あらゆる業種が、今までにない"いろんな形"での戦略を展開し
初めています。たとえば、雑誌業界では、部数は少なくても
確実に買ってくれるユーザーがいる量を確保して作る、ミニコミ
本的な雑誌が去年あたりから密かに増加中。出版不況といわれ
ながらも、そのあたりの雑誌は確実にユーザーをつかんでいる
ものも多い。
また、レストランも店舗を持たず、出張のみで展開する店や、
曜日を決めて毎日展開しないことでコストを抑え、無駄のない
営業を展開しているところもあったりする。

映画業界でもおもしろい動きは盛りだくさんで、6月に公開になる
伊坂幸太郎の大ベストセラー小説の"ラッシュライフ"の映画化は、
なんと、制作が東京芸術大学・映像研究科。それなのに、堺雅人
(またも登場ですいません^^;)や寺島しのぶとキャストもなかなか
豪華。逆に話題性で出演料が安くても興味を持つ役者も多いよう。

不景気だからこそ無駄のない展開、ということじゃなくて、この
ほうが、モノの本質が見えてくるような気がするんだけど、
どうでしょうかね^^?
わしもがんばらねばーーーー!!!!^^;
by narannoruja | 2009-03-21 00:57 | Monologue | Comments(0)
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4年間ありがとうございました。6集がBIGセールスになりますように!
by narannoruja
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